【婚活】絶対に譲れないことがあるなら
婚活を進める中で、「絶対にこれだけは譲れない！」という条件、ありますよね。年収、容姿、趣味、家族との関係性、居住地など、人それぞれこだわりポイントは違うでしょう。でも、その「譲れない条件」が、もしかしたらあなたの婚活を難しくしている原因かもしれません。今回は、そんなあなたの婚活をよりスムーズに進めるためのヒントをお届けします。
「絶対に譲れない」その条件、本当に必要？
まず、あなたが持っている「絶対に譲れない条件」をもう一度見つめ直してみましょう。例えば、「年収1000万円以上の人」という条件があったとします。なぜその年収が必要なのでしょうか？ 安定した生活のため？ それとも、自分の価値を証明するため？
**条件の背景にある「本当の理由」**を探ることが大切です。もしかしたら、その条件は、本当にあなたが求めている「安心感」や「幸せ」に直結していないかもしれません。
- 譲れない条件を書き出してみる: まずは、心の中にある「これだけは譲れない！」を全て書き出してみましょう。
- 「なぜ？」を繰り返す: 書き出した条件それぞれに、「なぜそれが譲れないのか？」「それが満たされないとどうなるのか？」と問いかけてみてください。例えば、「転勤がない人」→「なぜ？」→「親の介護があるから」→「なるほど、それは重要な理由ですね」。一方で、「身長180cm以上の人」→「なぜ？」→「なんとなくカッコいいから」→「本当にそれって、結婚生活において不可欠なこと？」というように、深掘りしていきます。
この作業で、あなたの「譲れない条件」が、本当に譲れない「核」の部分なのか、それとも実は柔軟に対応できる「枝葉」の部分なのかが見えてくるはずです。
「譲れない」と「こだわり」の違いを知る
婚活において、すべての希望を叶える相手を見つけるのは至難の業です。「絶対に譲れない条件」と「できればこうだったら嬉しいな」という**「こだわり」**を明確に区別することが成功への鍵となります。
「譲れない条件」は、あなたの価値観の根幹に関わるものや、将来の生活に決定的な影響を与えるものに絞り込みましょう。一方で、「こだわり」は、それが満たされなくても、関係を築く上で大きな支障にはならないものです。
例えば、
- 譲れない条件の例: 「子どもが欲しいかどうか」「結婚後の働き方に対する価値観」「借金がないこと」「暴力がないこと」など、人生設計や倫理観に関わる部分。
- こだわりの例: 「顔が好み」「特定の趣味が合う」「学歴」「実家との距離（ある程度の範囲なら調整可能）」など、生活の豊かさには繋がるけれど、それがなくても幸せな結婚生活は送れる部分。
この線引きが曖昧だと、理想が高くなりすぎてしまい、せっかくの出会いを見過ごしてしまう可能性があります。
柔軟な視点が新たな可能性を拓く
婚活は、自分を知り、相手を知るプロセスです。あなたが譲れないと思っていた条件が、実は視野を狭めていた、というケースも少なくありません。
例えば、「インドア派の人がいい」と思っていたけれど、試しにアウトドア好きの人と会ってみたら、新しい趣味ができて世界が広がった、という話はよく聞きます。
- 「試しに会ってみる」勇気: 書類上の条件だけで判断せず、まずは会ってみるという姿勢が大切です。プロフィールだけでは分からない相手の魅力や、思わぬ共通点が見つかることもあります。
- 妥協ではなく「許容範囲を広げる」: これは「妥協」ではありません。自分の許容範囲を広げ、新たな価値観を受け入れる姿勢を持つということです。そうすることで、これまで見えなかった魅力的な人に気づけるようになります。
- 結婚後の「変化」も視野に: 結婚生活は、お互いが協力し合い、変化していくものです。今の時点での条件だけでなく、相手が将来的に変化する可能性や、お互いの努力で解決できる問題もあることを考慮に入れましょう。
まとめ：あなたの幸せを第一に
「絶対に譲れない条件」を持つことは悪いことではありません。むしろ、それはあなたがどんな結婚生活を送りたいかという明確な意思表示です。しかし、それがあなたの婚活を停滞させているのであれば、一度立ち止まって考えてみる価値はあります。
本当に譲れない核の部分を見極め、それ以外の「こだわり」に対しては柔軟な姿勢を持つこと。そうすることで、あなたはもっと多くの出会いに恵まれ、最終的に心から「この人で良かった！」と思えるパートナーを見つけられるはずです。あなたの幸せな結婚を心から応援しています！