「エアリズムなのに暑い」と感じるあなたへ!その原因はサイズ選びかも?
ユニクロのエアリズムといえば、「サラサラで涼しい」「夏のマストアイテム!」というイメージが強いですよね。しかし、中には「なぜかエアリズムを着るとかえって暑い…」と感じている方もいるようです。せっかくの機能性インナーなのに、これでは本末転倒ですよね。
実は、エアリズムを「暑い」と感じてしまうのには、いくつかの理由があります。特にサイズ選びが大きく影響している可能性も。今回は、エアリズムが暑く感じる原因を解明し、快適に着用するためのサイズ選びのコツや、それでも合わない場合の代替案まで、詳しくご紹介します!
なぜ?「エアリズムなのに暑い」と感じる主な原因
ユニクロが誇る高機能インナーであるエアリズムが、なぜ人によっては「暑い」と感じられてしまうのでしょうか?
1. サイズが合っていない(特に小さすぎる場合)
これが最も多い原因の一つです。エアリズムは、肌と生地の間に空気の層を作り、汗を素早く吸収・拡散することで涼しさを感じる仕組みになっています。
- 小さすぎるサイズ: 体にぴったりしすぎると、肌に密着しすぎて空気の層ができず、通気性が損なわれます。汗をかいても肌に張り付いたままで、蒸れて不快感や暑さを感じやすくなります。特に、動いているうちに生地が引っ張られて密着度が高まることで、より暑く感じることがあります。
- 大きすぎるサイズ: 大きすぎると、生地が肌から離れすぎてしまい、汗を吸い取る効率が落ちる場合があります。その結果、汗が肌に残って蒸れを感じやすくなることも。
2. 素材の特性との相性
エアリズムの主な素材はポリエステルやキュプラ、ナイロンなどの化学繊維です。これらの素材は、汗を素早く吸収し乾燥させる「吸水速乾性」に優れていますが、天然素材(綿など)と比べると、吸湿性(空気中の湿気を吸う力)は劣る傾向にあります。
- 多湿な環境: 高温多湿な日本の夏では、空気中の湿気が多いため、吸水速乾性の機能だけでは追いつかず、生地が湿った状態になりやすく、蒸れて暑さを感じることがあります。
- 汗をかかない環境: 汗をあまりかかない環境や、エアコンが効いた室内などでは、吸水速乾性が十分に発揮されず、体温がこもりやすく感じることがあります。
3. 発汗量と製品の相性
人によって汗をかく量には個人差があります。
- 大量に汗をかく場合: エアリズムの吸水速乾性を超える量の汗をかいてしまうと、生地が吸いきれずに飽和状態になり、肌に張り付いて不快感や暑さを感じてしまいます。
- 汗をかかない場合: 逆にあまり汗をかかない体質の場合、吸水速乾の恩恵をあまり感じられず、化学繊維特有の肌触りや通気性の点で「暑い」と感じる可能性もあります。
エアリズムを快適に着こなす!サイズ選びのコツとポイント
「暑い」と感じる問題を解決するために、まずはサイズ選びを見直してみましょう。
1. 「少しゆとりがある」サイズを選ぶ
体にフィットしすぎるサイズは避け、ほんの少しゆとりがあるサイズを選んでみましょう。ワンサイズアップを試してみるのもおすすめです。
- 空気の層を作る: ゆとりがあることで、肌と生地の間に適度な空気の層ができ、通気性が向上します。
- 汗の拡散を助ける: 汗をかいた時も生地が肌に張り付きにくく、サラサラ感が持続しやすくなります。
2. 試着して「動きやすさ」と「肌触り」を確認
店頭で試着できる場合は、実際に着用してみて、腕を上げたり体をひねったりして動きやすさをチェックしましょう。同時に、肌に触れた時の感触も確認します。
- ストレスなく動けるか: 窮屈すぎず、かといってブカブカすぎないか。
- サラサラ感が持続するか: 動いた時に肌にまとわりつかないか。
3. シーンに合わせて「生地の種類」を選ぶ
エアリズムには、様々な種類があります。同じエアリズムでも、生地の厚みや加工が異なります。
- 極薄・シームレスタイプ: より薄手で、アウターに響きにくいタイプは、重ね着が多い場合や、とにかく軽さを求める場合におすすめです。
- コットンブレンドタイプ: 化学繊維の肌触りが苦手な方や、吸湿性も重視したい方には、コットン(綿)がブレンドされたタイプもおすすめです。
それでもエアリズムが合わないなら?快適インナーの代替案
サイズや種類を試しても、どうしてもエアリズムが肌に合わない、暑いと感じる場合は、他の機能性インナーも検討してみましょう。
1. 天然素材の機能性インナー
- 綿100%の涼感インナー: 綿は吸湿性に優れており、汗をしっかり吸い取ってくれます。最近では、接触冷感加工を施した綿100%のインナーも増えています。
- 麻(リネン)素材のインナー: 麻は通気性が非常に高く、シャリ感のある肌触りが特徴です。速乾性も兼ね備えており、夏には特に快適です。
2. 他ブランドの吸水速乾インナー
ユニクロ以外にも、様々なアパレルメーカーが独自の吸水速乾インナーを開発・販売しています。各ブランドの技術や素材によって、肌触りや着心地、涼しさの感じ方が異なります。
- スポーツブランド: 吸水速乾性に特化した高機能な製品が多く、大量に汗をかくスポーツシーンにも対応できます。
- インナーウェア専門ブランド: 肌への優しさや、特定機能に特化した製品が見つかることもあります。
3. 何も着ない、または肌着を一枚減らす
究極の選択肢として、**「何も着ない」**という方法もあります。アウターの素材やデザインによっては、肌着を着用しない方が涼しく感じられる場合もあります。また、普段2枚着ているなら1枚減らすなど、重ね着を減らす工夫も有効です。
まとめ:自分に合ったインナーで夏を快適に!
「エアリズムなのに暑い」と感じる原因は、サイズの選び方や、素材と体質・環境との相性にあることが多いです。まずは、ワンサイズアップを試したり、異なる種類のエアリズムを試したりして、自分にぴったりの一枚を見つけることから始めてみましょう。
それでも解決しない場合は、天然素材のインナーや他ブランドの機能性インナーも視野に入れ、あなたの肌が一番「快適だ」と感じるインナーを選ぶことが大切です。今年の夏こそ、インナー選びを成功させて、蒸し暑い季節をサラサラ快適に過ごしましょう!